ババアは1日にしてならず

少女がババアになるまでの日記

ミニアルバム -夏か死- の歌詞

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 1.懐かしい夏の日  feat.ちかしくん

波間で跳ねるあなたが光る
7日で死ぬとは知らぬ蝉のよう

狭間で迷うあたしは若く
まさか死ぬとは知らぬ蝉のよう

叫べど遠くあなたは素面
すでに死んだとは知らぬ蝉のよう

懐かしい服着て
夏の日に飛び入れば

生きるも死ぬも
同じようなことだろう

車で駆ける夜は短く
いつか終わると知らぬ夏の夜

 

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 2.永遠は?   feat.雪歌ユフ


ああ
どこかにあるのなら あなたを連れ出すわ
野外 都内 未来 どこかに
ああ
ちぎれる雲のなか なにかを諦めた
いない なにもないふたりは弁明した

泣き出すロンリーガイ
生命体である以上あなたと体内外
手繋いでも境界線
それでも永遠はどこかにあるの と
ふたりで弁明して
ないとわかった上で

言葉もなくていい
身体もなくていいのに
制服もなくていい
教科書もなくていいのに
それじゃダメらしい
それじゃダメらしいのだ
もっと簡単でいい
もっとシンプルでいいのに

いらない論理以外
最難関に行くんでしょ
見兼ねた大先輩 諂いでも正方形
それでも数学は嘘をつかない、と
あなたは証明して
ないとわかった上で
駆け出すロンリーガイ
生命体なぼくらに課された細胞膜
隔たれた外界へあなたとフォーリンラブ

共同体になろうとした
ふたりの懸命な試みを笑うなよ
永遠がないならこうするしかないだろ

 

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 3.シーズンオフ   feat.重音テト


去るときは告げてくれとあれほど言っただろう
気づいたらもうどこにもいないの
過ぎたあの夏のように

 

見捨てるようにすぐ安売り
しがみつくようにあたしは買った白いセーター

過ぎ去るよりこのままがいい
割増のタクシー、あいつを追って
見えなくなるまで

抜くときは告げてくれとあれほど言っただろう
だけど彼はまた無言で果てては過ぎ去るだけ
死ぬときもこんなふうに逝ってしまうのだろう
気づいたらもう空が陰って
不意にいなくなるのかなシーズン

それでもいいの3人目
あなたのチューで吸いこんで
どこから来たの生態系
どこかへ行くよ抱きしめて

いくときは言ってくれと、あなたがそう言うの
あたしはまだわかってないよ
なぜ過ぎねばならないのシーズン

どこへいくの
どこからきたの
なにをするの
なにになるの
何も彼もそう
いつ死ぬかも
わからないけど
ここにいるよ

 

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 4.デジャヴ

 

きみはロンリー
ずっとロンリー
あたしもロンリー
ちょっとさみしい

机上の論理
食べるブラウニー
呪いのように
ずっとさみしい

この道はいつか来た道
なのかわかんなくなる
この夢はいつか見た夢
だけどわかんなくなる

きみはオンリー
たったひとり
それでもベイビー
生きるぜベイビー

頭がパーなのだ!あっけらかんとチンパンジー!おくすりちょうだいよパパ!水酸化じゃ足んないよpH!あたし馬鹿なのだ!アッパラパーの一般人!お叱りちょうだいよママ!酸性雨が溶かしたゾウさん!

それはバージン
あたしのバージン
あげるよダーリン

だけど それでも まださみしい

あの日々にいつか戻れるのかと思っていたよ
そんなのもういっか 忘れることが正しいのでしょう

この歌の意味があなたにはまだわかんなくても
戻れなくなった昔のことを思い出してみて

 

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 5.タール

ヤニにまみれて
部屋で液体と化す
闇に紛れて
燃え尽きるのを待った

黄ばんだカーテン
あんなに綺麗だったのに
黄ばんだ肺へ
もう元には戻れないのが
悲しいわけじゃない
煙がしみただけ

ヤニにまみれて
ママには嫌われた
闇に紛れて
少し家出をしようぜ
網にからまって
自虐がやめられない
間にに間に合って
吸い尽くしたら行った

黄ばんだ思い出
ああなぜうまく思い出せない
地盤が緩んで
もう過去には戻れないのに

黄ばんだ歯で笑ってみたのだけど
自分がまるでもう別の誰かみたいだな

最初に吸った日のことは
今でもよく覚えてるんだ
でもこれ何箱目だか
忘れてわかんないけどな

そうさわたしは薄情さ
回数が増えれば当たり前か
忘れてしまうぐらいに
一緒にいたってことかな

黄ばんだカーテン
黄ばんだ肺へ
黄ばんだ思い出
黄ばんだ歯で

悲しいわけじゃない
煙がしみただけ

 

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 6.いもむし

 

飛び立とうと蛹が背中をきらりと開く
そこに指を入れたい
ぐちゃぐちゃかきまぜる

街は進化をやめずに
彼は変わりたいらしい
私の葉を食べつくした
根は地から取れない

旅立つ日のあなたは背中の羽が光る
好きだったのはいもむし
ぐるぐるまき戻す

 

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 7.運命は?   feat.重音テト

 

だれでもいいのかもしれない
なんでもいいのかもしれない
バナナでもいいのかもしれない
飴でもいいのかもしれない

さみしいきもち
金木犀に乗って
ひとりとひとり
秋の夜長をゆく
流れ星のように
東海道に沿って
さみしいふたり
鉄の中で揺れる

だれでもいいのかもしれない
なんでもいいのかもしれない
たまたまあなたがそこにいた
これでも運命と呼べるの?

だれでもいいのかもしれない
なんでもいいのかもしれない
それでもあなたを選んだの
これを運命と呼びましょう

なんでもするわあなたになら
どこへでもいくわあなたとなら
わたしは夜が好きだから
このまま遠くへ逃げよう

(もう遠くへ
ああ、もっと奥へ
もうとっくに
ああ、もっと奥に)

 

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手にとっていただいた方、本当にありがとうございます。

一曲でも響くものがあれば幸いにございます。

    tamaGO